幸せになる能力2

 

脳科学的に言えば「幸せになりたいか、なりたくないかは、自分の選択なのです。幸せになりたいのであれば、そのような行動を取れば良いのです。早起きをし、太陽の光を浴びて生きていることに感謝し、セロトニンの分泌を向上させ、家族とハグをして深く愛情を感じ、オキシトシンの分泌を向上させ、仕事や勉強に目標を持ち達成する毎に自分を褒める事によりドーパミンを分泌させ、さらに高い目標に向かって行くと、どんな高い目標も達成することができるのです。つまり、人生は思い通りに自分をコントロールできるようになり必ず幸せになるのです」これが幸せになる脳の使い方だと思いますし、この様な生活を目指したいと思います。

しかし、わかってはいるもののなかなか上手くいかないのも現実です。早起きができないだけで後悔します。2から3日続くと、「もういいや」と、ルーチンが重荷になって来て不幸どころか、自己否定をし始めてしまいます。大切なことは、このローテーションを知った上で、もっと自由に気楽に生きることが大切なのだと思います。気楽に平常心を保ち穏やかに生きることなのです。

その為に一つだけいつも心がける様にしています。それは「愛情の循環」です。日々の生活の中で人はたくさんの愛情をもらって助けられて生きています。その事実を確認するだけでもセロトニンが分泌される様に思います。私の場合どんなに目覚めが悪い時も、悩み事がある時にでも先ずは「神様、あなたが共にいてくださる事を感謝します。」と口から出す様にしています。自分の思いや気分とは関係なく、そうすると決めているのです。そうすると、何かのスイッチが入ります。感謝すべき、色々な事が思い出されます。幼稚園の子どもたち、スタッフ、家族など、心から感謝することが出来ます。そして、平安と希望が得られます。年齢のせいかもしれませんが、この幸せな感覚だけで十分な様に思いますが、セロトニン的幸福を十分に感じられれば、オキシトシン的幸福につながり、機会があればドーパミン的幸福に繋がります。自分の脳を上手くコントロールして、幸せな気持ちで、子どもたちの今と未来の幸せを更に考え続けたいと思います。

(2021年10月)