幸せトレーニング

幸せトレーニン

                                   2020年4月

 みなさんお子様と一緒に、ネット配信を楽しんで頂けていますか?園長マジックも出来るようになりましたか?また、新しいものをアップしていきます。楽しみにしていてください。幼稚園に来られない間は、ご家族で楽しく過ごしてください。こんな状況だからこそ、自分の幸せ力を鍛えるいい機会と捉えてみませんか?もしどうしてもイライラしてしまうという方や、ストレスが溜まってしまう方に、もっと自然に楽しく生きる園長流トレーニング方法をご紹介します。

先ず最初に、「自分は幸せだ」と決めて下さい。人は自分の意味づけした世界に生きています。毎日一つでも幸せの種を探し、それを見つけるたびに幸せを感じるのです。誰だって思い通りでない事は沢山ありますが、これはもっと良い結果になるための過程であることを信じてみましょう。

次に「他の人の事を幸せ」にする方法を考えることです。自分の事を考えると心配ばかりがつのり、不安になります。しかし、他の人の未来を幸せにする事はもっと楽に想像することが出来るし、ポジティブな影響を与えることが出来ます。今回の外出制限で私どもの幼稚園も閉鎖を余儀なくされましたが、この閉鎖の間に園児が自宅でワクワク楽しめる企画を考えると、自分も楽しくなってきて色々アイデアが浮かんできます。

そして、そのアイディアを「すぐに行動」に移すことです。行動せずにじっと考えてばかりいると出来ない言い訳が次から次へと頭の中に生まれ、どうせやったってたいしたことないと思い始めます。良い行動は5秒以内に行動しないと、やめてしまう傾向にあるそうです。ですから、私も何かアイディアが浮かんだら、すぐに行動に移すようにしています。行動しながら考えることが大切なのです。

幸せトレーニングは、以上のようなたった三つのシンプルなステップです。えっ、何にも思いつかないって?大丈夫です、まずは朝日を浴びて、ベッドから出て、ラジオ体操から一日を始めてみて下さい。体を動かせば、必ず気持ち良さや健康のありがたみを味わえると思います。ご自分の幸せ力を鍛えて、自分も周りの人も幸せにしていきましょう。

宝物の見つけ方

宝物の見つけ方

 

2020年3月に幼稚園の引っ越しをしなければならない状況になりました。引っ越しは大変な作業です。その仕事量の多さもありますが、一番の心配な点は子どもたちにとって今まで以上に、素晴らしい環境を新しく作れる場所を見つけることが出きるかです。色々な候補地を何度も内見し、試行錯誤、先生方と話し合いを重ねて一番の場所を見つけたと思っても、常に「この場所で良かったのか?もっと良い場所があったのではないか?」と不安が付きまといます。不安な気持ちでいると文句が出てきます。「なんで引っ越しをしなければならないのだ。自分の人生は上手くいかずに困難ばかりで不幸だ。」その自分の言葉に心が不安定になり更に不安がつのりします。やっと見つけた引っ越し先のまだ内装工事の済んでいない現場に何度も足を運びます。危険はないか。登園いた時の子どもの流れはスムーズにいくか。床の素材、壁の色、光の取り込み具合、トイレの使い勝手。不安を一つ一つ潰していきます。そして、心を落ち着けて、子どもたちが遊ぶ姿を想像します。そうすると不思議なもので、色々と楽しい事が見えてきます。「この原っぱでは思い切り子どもたちが走れるし、ボールも蹴れる。この体育館ではこんな遊具があったら面白そうだな。」不安がだんだんと期待と喜びに代えられます。未来が明るく見え始めます。きっと過去と未来の子どもたちが自分の心にエネルギーを与えてくれたのだと分かります。

 不安や不満、或いは怒りの視線で見ていると幸せの種は見つけられなくなるのだと思います。どんな状況にあっても与えられたことに喜びと感謝の気持ちを持ってみると素晴らしい宝物が見えてきます。不安は自分の保身の気持ちなのかもしれません。子どもたちとどれだけ楽しめるか?与えられた人、物、場所、を精一杯生かし、その中でみんなの笑顔を求めていくと、やってみたい事が数々見えてきます。そして、それを具体的に考えていくと、自分一人では出来ない事で先生方やスタッフと協力し合い作り上げると更に楽しいさが広がります。

苦しみや不安の前に立った時、その世界から抜け出す方法は利己的な幸せを求めるのではなく、みんなで幸せになる想像をすることなのでしょう。力を合わせて子どもたちの今と未来を幸せにするために力を合わせましょう。そこに自分の宝物もあるのです。

楽しく生きる

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楽しく生きる
沖縄出張のため、羽田空港でチェックインの手続きをしようとしたきです。地上係員が困った顔になり「この便にお客様のデータが見つかりません。キャンセルされました?」えっ!とまさに青天の霹靂です。慌てて携帯電話のアプリを確認すると、そこにはしっかりと予約はあり、その係員にも見せました。たちまち彼女は色々なところに電話をかけていましたが、埒が明かない様子です。そのうち外のベンチで待つようにとカウンターからの退出を求められました。この様な場合、人がとる態度は 2 つの選択肢のどちらかです。一つはかっとなって口角泡を飛ばして怒るか、もう一つは深呼吸して大人しく待つか。以前の私でしたら、当然のごとく前者の行動様式しか知りませんでした。しかし、今回は後者を選ぶことが出来ました。きっとその日は、比較的余裕が有った事と、もしかしたらアップグレードしてもらえるかもと淡い期待があったからです。ベンチで待っていたところ、先ほどの係員からこの便に搭乗希望ならもう一度買い直すしかないとの事。そこでもう一度アプリ内の予約を見せ、再度調査をお願いしました。最終的には航空券を再発行してもらい事なきを得ましたが、これでアプリのデータも消えていたらどうなっていたかと不安に思いつつも、とりあえず慌ただしく搭乗しました。離陸の間、あの時怒ってアップグレードして貰えたところで自分の気分はどうだったであろうかと考えました。きっと自分の心の醜さを晒してしまった事に対し、嫌悪感が残るであろうと思いました。それよりも無事に乗れたことを喜び、出発が迫る中懸命に各関係部署に問い合わせ、尽力してくれた担当者に感謝する方がよっぽど気分がいいという結論に至りました。生き方の目的を、自分に得することや人に勝つことをやめ、どう楽しく生きられるかに視点を置くと、心が安らかになれますし、人間関係もとてもよくなると思います。悩みのない人生の第一歩は行動、思考の選択を楽しく生きる事にすることだと思います。

blogをはじめました。

この度、blogを始める事にしました。最近のマンゴの木だけでは無く以前書いたものも少し手直しをして載せていきたいと思っています。EIS在園生、卒園生の保護者様だけでは無く多くの方にみていただけたら幸いです。どうぞ宜しくお願いします。